夏の昇級審査会が終わりました。一研会も今年7月で丸5年を迎え、今はまさに過渡期。それならこの機会にすべてを作り直そうと考え、その一環として今回は審査前に初級者を対象とした親子参加型の審査対策セミナーなどを実施するなど、私自身も満を持して臨んだ昇級審査会でした。
今回の審査では、道場スタート時期に入会してくれた道場生のみんなの成長を感じました。初っ端から大きく覇気のある声で審査を盛り上げてくれ、初めて審査を受験する道場生もこれは心強かったことでしょう。
最近はフルコンタクト空手の原点に戻り、普段の稽古も組手重視を徹底してきましたが当然審査も然り。日頃からどんな稽古を行なう際も、常に組手を意識するように道場生に指導してきました。これは組手の苦手な多くの道場生にとって相当なプレッシャーになったことと思います。しかし、その部分を曖昧にせず、礼儀作法の指導と並行して『まずは強くなることを最優先し、その過程で一緒に稽古する先輩や同輩、後輩、空手に通うことを応援してくださる保護者の皆さんに対する感謝の気持ちを感じるような精神的な成長を促す』という方向を道場生にも明確に伝えました。
そして精神的な成長はともかく、組手強化の成果は前回の練習試合や先日の対外試合、そして今回の審査でも実感出来ました。特に小学校低学年の受験生のアグレッシブな組手にはそれが顕著に見られました。
審査を終えて思うことは、総じて受験生のレベルが上がっているということです。これは上級生の道場生のおかげです。彼ら彼女らが普段の稽古や試合で自身の身体を痛めながら努力精進する姿に、後輩がインスパイアされたのだと私は考えています。また、保護者の皆さんに審査や試合に関心を持っていただきたいという私の思惑も、大勢の保護者の皆さんが審査の見学に来ていただけたことから概ね達成できたように思います。
一研会も私も、道場生の頑張りに負けないよう、変化を恐れず、これからも挑戦を続けていきます。
