最近普段の稽古や講習会で積極的に型稽古を行なっていますが、今日はひさしぶりに組手稽古オンリーでした。前半にディフェンスの練習を行い、後半は技を限定したスパーリングとフリーのスパーリング、併せて20セットほどを消化しました。
年末の昇級審査後に組手稽古をスタートしたメンバーも少しづつ組手に慣れてきました。やはり組手はある程度は量の稽古をこなす必要があります。しかし、あまりに強度の高い組手を繰り返すと肉体的なダメージはもちろん、組手に恐怖心を抱いてしまいます。指導を始めた頃は、それでも強度の高い稽古にこだわっていました。すると一部の道場生は実力をどんどん伸ばしていくのですが、それ以外の道場生は道場に来ることが苦痛になっているようでした。
今では子どもたちの稽古は楽しくあるべきだと考えています。もちろんレベルが上がるにつれて楽しいだけではすまなくなってくるのですが、その頃には楽しさよりも『やり甲斐』を求める形に昇華されればと思います。