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昨日の試合について

昨日の試合について一晩考えて、色々と思うところがありましたのでここで書いてみたいと思います。先ずは数名の道場生の急激な成長に驚かされました。これは正直予想外の嬉しい出来事でした。普段指導をしていてもそれほどみんなのスキルが伸びている印象はありませんでしたので、おそらく昨日の頑張りはメンタル部分の成長でしょう。
 特に小学2年生の部で初優勝したユカサさん、同じく小2の部で3位に入賞したミアさん、小1の部で初出場3位入賞のリクト君、敢闘賞を受賞した小4のリク君と小3のマイさん。この5人の奮闘ぶりには本当に感心しました。彼ら彼女らはこれを機に自信をつけて一気にステップアップすることでしょう。
 と同時に空手道場で自分の立ち位置を維持していくのは先輩であろうと簡単じゃないとあらためて思いました。伸び下がりの後輩がいれば常に突き上げをくらいますし、そんな中で空手を続ていくのなら否応なく頑張り続けるしかありません。まさに『停滞は後退』です。
 またこの道場内交流試合も、まだたった3回ではありますが、今年中にもその意味合いを大きく変えることになるかもしれません。今後は内部試合を足掛かりに次のステップに進むシステム作りを考えていきたいと思います。
 そして昨日の試合で、スタートして二年半の新興空手道場である一研会の弱い部分にも気付かされました。ただ、いずれにせよ、ぬるま湯に浸かっていては成長などあり得ません。守るものなどないことを強みに今年も挑戦し続けていきます。