新しい帯と認定証を渡しました。

 今日の稽古から先日の審査会合格者に新しい帯と認定証を渡しています。もう百回近くこのイベントを受け取る側と渡す側の両方から経験していますが、何回やっても気持ちが高ぶります。たぶん道場生のみんなも同じ気持ちではないでしょうか。昔は稽古の最後に渡すのが恒例でしたが、そうすると道場生が稽古中ソワソワするのでここ数年は稽古の最初に渡すことにしています。そしてあらためて整列仕直して新しい帯になった嬉しさを噛み締めるとともにその帯としての自覚を持ってもらいます。

 道場には白帯から黒帯まで様々な道場生がいますが、それぞれに役割や責任があります。昇級や昇段は空手の技術のバロメーターですが、と同時に責任の重さの指標でもあります。スキルだけを求めるなら方法は他にもあるでしょう。しかし、道場の存在意義はそれだけでは無いと私は考えています。㊟認定証授与のお手伝いをしてくれているのは緑帯のヨウイチロウ君、撮影してくれているのはナノハさん。二人もこうして緑帯の先輩として道場内での役割を果たしてくれています。感謝。