稽古後も笑顔でした。

 組手稽古をライトスパーとマススパーに切り替えて一ヶ月強。真剣に『軽く』、そしてゲーム感覚で楽しく組手が出来るよう試行錯誤中です。
 ジュニアクラスの道場生にも『軽い組手しかやらない』と明言し、スパーリングのラウンド数を増やして、出来るだけ長い時間組手に接してもらおうと思っています。そして、稽古が終わる度に『組手が苦手』と話す道場生を捕まて、彼ら彼女らの意見を聞いています。すると最近になって組手に対する後ろ向きな発言が減って、時々笑顔を見せながら話をしてくれるようになりました。
 『道場生の顔色なんか気にせず、ガンガン組手をやらせれば?』とか、『厳しい組手に耐えられないなら、フルコンタクト空手なんて出来ないのでは?』という意見も当然あるでしょうが、自分は別に道場生の顔色を気にしている訳ではありませんし、『去る者追わず』の姿勢も基本的に変わりません。
 ただ、道場生が『(組手が嫌で)空手を辞める』という結論に至る前に、出来るだけのことはしたいと考えています。