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講習会が無事終了しました。

 今日ははしお元気村での講習会でした。本来は『組手&ミットトレーニング講習会』を実施する予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大で稽古や講習会の欠席が相次ぐ状況から考えて、組手稽古メインの講習会の実施を断念、急遽内容を『昇級審査事前講習会』に変更しました。
 組手稽古やミットトレーニングを楽しみにしていた人には本当に申し訳ありませんでした。ただ今日は参加した皆さんの前向きな姿勢にも大いに助けられ、講習会はこれまでにない有意義なものになりました。
 最近指導していてとみに感じるのですが、これまでと比べて道場生の集中力が明らかに増しています。特に今日は三時間の長丁場、体力だけでなく気力も充実していないととても乗り切れません。しかし、今日の講習会では弛んだ様子は一切見られませんでした。
 初っ端に発破をかける意味で「今日は全員平安(ピンアン)IIまで覚えて帰るぞ!」と言うと「平安Ⅲまでやります‼︎」とものすごく前向きな返答。その言葉に押されて稽古のペースはどんどん上がり、自ずと指導にも熱が入ります。
 残念ながら時間切れで平安Ⅲまでは辿り着きませんでしたが、それでも全員が平安IIの順番を覚えるところまでは概ねクリア、さらに全員が『跳び後ろ廻し蹴り』も習得。春の審査に向けて大きなアドバンテージが出来ました。
 それにしても全員が集中力を切らすことなく三時間の講習会を見事完走、こちらも夢中で指導して、気づくと『もう終わり⁈』と感じるような、あっという間の充実した三時間でした。
 こんな状況にもかかわらず参加してくれた皆さん、お疲れ様でした。