今日も頑張ってくれました。

 一研会はスタートが一昨年の7月だったので、当時から今に至るまで道場生は常にマスクを着用、どの教室でも部屋の窓は開放しています。春や秋はそれで良いのですが、真夏や今のような極寒の時期は室内の温度管理に困ります。この寒い時期でも稽古が進めば道場生の体温は上昇します。スタート時は室内も寒い位なので暖房は強めに設定していますが、基本稽古が終わる頃には自分的にはすでに寒さは感じません。しかし、窓際にいる道場生はまだやや寒そう。さらに雨や強風、雪などが降っていると同じ室内でも体感温度はまるで違うようです。

 出来るだけみんなの意見を聞きながらこまめに暖房の温度を調整するのですが、それでも感じ方には個人差があります。通常時なら道場生の顔色である程度判断が出来るのですが、全員マスクが着用しているのでそれも少し困難。昨日は稽古を1時間ほど過ぎた頃に、幼稚園生の目がトロンとして顔に赤みが差してきました。そして目をこすったり、あくびや伸びをしたり、突然おしゃべりを始めたり。稽古のほどよい疲れと室内の暖かさで集中力が切れたようです。ここまで健気に頑張った幼稚園生は上々の出来です。

 というより、全員が今日の稽古も頑張ってくれていました。その頑張りに応えるように、自分も今後は稽古の雰囲気にもう少しメリハリを付けて、全員が緊張感を持って集中力を切らさずに稽古できる工夫をして行きます。 

 ちなみに自分は一研会のほとんどの道場生の素顔を知りません。たまに素顔を見ると『えぇッ‼』と驚くことがあります。いろんな意味でコロナが収束する日が楽しみです。