嬉しい誤算でした。

 幼年クラスを独立させたことで予想外の出来事がありました。幼年クラスにとって年上の先輩たちの存在はとても大きく、どうしても幼年生の居場所が小さくなってしまいがちです。特に一研会は個性的な道場生が多く、その強烈なキャラの先輩たちの前に幼年生のキャラがスポイルされていました。
 しかし今日はその先輩の存在がなくなったことでみんなが伸び伸びと個性を発揮してくれました。それぞれが自分の考えを発言し、こちらも心おきなく存分にそれに付き合うことが出来ました。
 そしてメンバーの中からリーダーシップを取る子も出て来ました。今日の準備運動は普段大人しいタクト君が「出来ます‼️」と自分から買って出てくれました。これまでの彼からは考えられない行動です。
 大きな木がなくなって小さな木に陽が当たると、途端に小さな木が成長を始めます。初回にして幼年クラスのこの急成長はとても嬉しい誤算でした。