順応力

 今年も残すところあとわずか。今年は念願の道場内交流試合もようやく開催出来ました。まだまだやりたいことはたくさんありますが、とりあえず今年最大の目標達成です。道場生のみんなもこれで主軸となるイベントは一通り経験したことになります。

 そしてそれらの経験を通して自分から見てもキッズクラスのみんなは最初と比べてかなりたくましくなったように見えます。これまではトイレ休憩の時間も緊張の面持ちで道場内でストレッチをしていましたが、最近ではキャッキャッと談笑しながらストレッチしています。それに以前は組手の準備のために「サポーターを着けて」と呼びかけると、まるで拒絶するかのようにのそのそと動き出し、いかにも嫌そうな顔でサポーターを着けてをしていました。しかし最近では全員苦手意識を払拭出来たわけではないでしょうが、それをあまり顔に出すことなく「押忍」を返事をして黙々とサポーターを着けて組手に突入しています。

 こどもの順応力や成長は目を見張るばかりです。彼ら彼女らは日々いろんなことを経験し、大人が思う以上の早さで成長しているのだと感じます。