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やはり守りに入っては駄目ですね。

 先日の交流試合の演武で使用したバットの残骸です。これまで数え切れないくらいバット折りをやってきましたが、こんな折れ方をしたのは初めてです。ちゃんとバットに蹴りの威力が伝わっていればもっときれいに折れるのですが、ご覧の通り無残なものです。お見苦しいところをお見せしました。試合当日は一研会初の試合ということで決勝戦に弾みをつけようと張り切って演武に臨んだのですが、肝心の本番でこれでは本当に修行が足りません。必ず近日中にリベンジいたします。

 そして演武で自分自身の内面の問題にも気づきました。今回はバット2本折りの演武でしたが、ここ最近は主にバット4本折りを行なっていました。ただ今回は経済的な面での妥協(バットは意外と高額です)と『まあ二本なら余裕だろう』という慢心、この二つが要因の守りに入った姿勢が何よりも問題だったと思います。

 道場生にはことある毎に「挑戦」と口にしているのに。やはり人間、守りに入っては駄目だと痛感しました。一研会立ち上げの時はとにかく攻めまくろうとしていたのにたった一年ちょっとでその気持ちを忘れかけていました。

 今年もあと少しですが、もう一度初心に返って最後まで精一杯攻め続けようと思います。

 それに比べて同じく試合で演武をしてくれた小学生女子部の見事な挑戦精神、本当に立派です。