中高生が定期テスト期間のために、今日のはしお元気村の稽古の参加は一般部のみ。それでも一般部の道場生の皆さんは今、具体的な目標を持っているので士気が高く、毎回の稽古がとても内容の濃いものになっています。
そんな白帯の道場生にインスパイアされたのか、前回あたりから黒帯の高倉初段の動きが良くなっています。この人は空手のキャリアも長く、一研会では市川先生をしのぐ180cm 越えの一番の長身でウェイトも立派な重量級、おまけに格闘センス抜群の高いスペックの持ち主です。ただ、非常に気が優しく、そのせいで後輩との組手ではどうしてもディフェンス一辺倒になってしまいます。
しかし最近、白帯の道場生が強い気持ちでぐいぐいと前に出てくるようになったので、それを受けて高倉初段も加減はしながらもしっかりと技を出すようになってきました。もともとスキルは高いので、そうなると白帯はなかなか辛そうですが、そこは高倉初段の気の優しさが良い方に作用して、決して白帯がやる気をなくす所まで追い込むこともありません。
これを機に高倉初段にはどんどん前に出て活躍してほしいと思います。