今日も仲間が増えました。

 今日ははしお元気村の一般部の稽古日でしたが、この稽古にも今月から2名の仲間が増えることになりました。今年度から正式に活動開始して1ヶ月ちょっとですが順調なスタートを切れて良かったです。

 現在は上級者の道場生の参加が多いこのクラスですが、白帯の道場生が加わるこの機会にもう一度初心に返って基本的なことの見直しに重点を置いて稽古しています。

 これは私の主観ですが、人は螺旋状の階段を上がるように成長していくものだと思っています。例えば、空手の基本稽古。空手を始めたばかりの頃に習った基本稽古の捉え方と、黒帯を取得して人に教える立場になった現在の基本稽古の捉え方はまるで違います。その間にも基本稽古について考えたことは何度もあり、その都度自分なりの結論を出しているのですが、それを思い返すと今後も同じように螺旋状に階段を上がって何十週、何百週、何千何万とぐるぐると螺旋階段を上がりながら基本稽古について考えるのだろうと思います。

 今日の一般部の稽古では突きの受けを練習しましたが、これも基本稽古と同様螺旋階段を一周上がるたびに少しずつ進化しています。上級者の皆さんは今やっている一見初歩的な稽古を『何で今更?』と思わずに、自分なりに意味を持たせて取り組んでほしいと思います。