今日から新年度がスタートです。皆さんも色々と環境に変化があると思いますが、一研会の青木初段も今日から社会人です。
彼との付き合いは本当に長く、私が28歳の時、指導員兼道場責任者として生まれて初めて香芝に来てしばらくして当時3歳の彼が入会して来ました。そして試合に出場する様になると、小学校から卒業までは強力なライバルと渡り合いながらもほぼ敵なし。中学生時代は他流派の様々な大会に出場し上位入賞を繰り返していました。
高校時代も空手を続けながら有名国立大学を受験し見事現役で合格。その時は一般部のみんなで大喜びしました。私から見た青木初段はまさに努力の人。空手も決してセンスがある訳ではなくスペックも平均的です。それに少年部の頃は同じ道場内に強い先輩がたくさんいてよく組手でこっぴどくやられていました。それでも休むことなく稽古にやって来るので、オーバーワークを恐れた私が強制的に稽古をしばらく休ませたこともありました。
大学時代はいろんなことに次々と挑戦する青木初段の話を聞いて、そのバイタリティの高さに舌を巻きました。その頃から彼に教えられることもどんどん増えて来ました。
そんな青木初段だからこそこのコロナ禍でも逞しく人生を切り開いていくことでしょう。心配よりもこれからの彼の活躍が楽しみです。
頑張れ、青木寿太。