少しずつ差が

 昨年中に入会した白帯にとってはいよいよ色帯昇級が射程内に入って来ましたが、それをリアルに感じている道場生とそうでない道場生の稽古の取り組み方に差が出て来ました。そしてその差は、ほぼそのまま現在の実力差となっています。
 私としても出来るだけ早いうちに真剣に稽古に取り組む大切さに気付いて欲しくて毎回言葉にして伝えているのですが、やはり実際に経験しないと実感しにくいものなのでしょう。そしてある意味それを後で手痛く思い知るのも修業のうちかな、とも思っています。一緒にスタートした稽古仲間が一足先に色帯になってしまい、自分も頑張れば良かったと後悔し、追いつく努力するのも良い経験になります。
 厳しい言い方ですが、私はそういう経験は早いうちにした方が良いと考えています。世の中の同世代のお友達よりも早い時期に勝負の厳しさ、努力することの大切さ、そして目標をクリアしたときの達成感を知ることは、これからの人生において大きなアドバンテージになります。
 上の帯の道場生は、まだ若くしてそれを知っているので、いつも懸命に努力しています。だからこそ、彼らの試合や連続組手は人の心を感動させるのだと思います。
 今回の昇級昇段審査会は受験するしないに関係なく、全ての道場生に少なからず心理的な影響を与えることになるでしょう。