今日も

今日もいくつかの班に分かれて型の稽古を行いましたが、各班にはいつも黒帯や色帯の先輩に指導員役をお願いしています。これは先輩たちの稽古でもあります。
 人にもの教えるには、まず自分がそれについてしっかりと理解していなければなりません。そして、それを自分なりの言葉にして相手に伝えることで、教える側がより理解を深めることが出来ます。
 そんな期待を込めて指導員役を任せていますが、みんな私の期待以上の役割を果たしてくれています。中には技量は高くても性格的に指導員役は不向きかな?という先輩もいましたが、結論としては全く問題ありませんでした。それどころか持ち前の高い技術を活かして本来の意味できっちりと後輩に技術を伝えてくれています。立場が人を作るとはこういうことなんでしょう。
 そして先輩たちに、担当した班のメンバーに昇級審査会を受験出来そうな白帯の道場生がどれくらいいるかをチェックしてもらうと、結構いました。
 新型コロナウイルスが一段落したタイミングでの審査会の開催を検討していますので、道場生の皆さんはいつでも受験出来る気持ちの準備をしておいてください。