鬼滅の

今日も体験や入会のお友達が来てくれて、ますます稽古が賑やかになって来ました。
 そうなるとちょっと前まで頼もしい先輩たちに囲まれて比較的のんびりしていた中堅の道場生も先輩の立場になります。これが道場のシステムであり、今は頼もしい先輩たちも同じようにして成長して来ました。
 そして、いつまでも彼らが先輩たちに頼り切りではいけませんので、中堅どころの道場生にも先輩の役割の一部を担ってもらうことにしました。私から彼らにその役割を割り振ってみたところ、最初は戸惑っていましたが、時間が経つにつれ先輩たちのようには上手くはいかないものの、彼らなりに後輩たちのイニシアティブを取ってくれるようになりました。
 やっぱり立場が人を育てるのは本当です。彼らももう少し経験を積めばすぐに良い先輩になってくれるでしょう。この経験は将来彼らがどんな立場に立っても必ず役に立ちます。世間には団体競技と比較して、『空手は個人競技だから』と空手を揶揄する方もいますが、道場のシステムは決してその部分でも劣ってはいないと私は考えます。
※鬼滅の刃について書こうと思いタイトルをつけましたが、またそれは後日にでも。