コミュニケーション

最近深夜に私が子供の頃観ていたアニメ『未来少年コナン』が放送されています。何度観ても色褪せない名作ですが、先日の放送で、激昂して冷静さを失ったコナンをラナが頰を引っ叩いて制止する場面がありました。派手なアクションシーンも多いこの作品の中で、地味ともいえる人と人とのコミュニケーションを丁寧に描いてあることに改めて驚きました。
 何が言いたいかというと、お互い非常に賢明で、こんなに誠実に向き合っているコナンとラナでさえ、全て分かり合えているわけではなく、こうして懸命に言葉を尽くして気持ちを伝えようとし、ぶつかり合ってようやく理解し合えることもあるということです。
 空手には本来組手という素晴らしいコミュニケーション手段があります。とりあえず知らない者同士でも拳足を交えて分かり合おうとするシンプルで、ある意味乱暴ともいえるやり方ですが、これが意外と効果的です。でも、今は時世的に組手は自粛傾向。となれば、人間同士ならまずは『会話』なのですが、今はその時間も中々ままなりません。稽古時間を割いてでも、近いうちに道場生のみんなとじっくり話をしてみたいと思っています。