挨拶は大切です。

 「withコロナ」を云われだし、ここに来て入会や体験の申込をいただくことが続きますが、改めて入会申込書の入会動機の欄に保護者の方が記入されている内容を見てみますと、「強くなってほしい」と同じくらい多く記入されているのが「礼儀正しく育ってほしい」です。よく保護者の方とお話していると道場生の道場での行動と家庭内での行動がまるで違い、大きなギャップを感じて思わず笑ってしまうことがありますが、逆にがっかりさせられることもままあります。

 その一番は挨拶です。要は道場で出来ている挨拶が道場外では出来ていない、ということです。道場では、入退室時、稽古の開始終了時などに挨拶をするように指導してます。しかし、これは道場内のみのルールではなく、むしろ道場外でこそ活用することを旨としています。例えば、朝起きてお家の方に「おはよう(ございます。」、食事の際、「いただきます。」「ごちそうさま。」(これも広義の意味で挨拶です。)と言うのも挨拶です。空手では挨拶は「押忍」で済ますことがほとんどなので、これをそのまま社会生活に当てはめることは出来ませんが、押忍の意味はともかく、使い方は概ね一般社会と同じです。

 大きな声で笑顔で挨拶されて嫌な気持ちになる人はあまりいないと思います。挨拶は人間社会で生きていくための大事な礼儀のひとつです。そして、『親しき中にも礼儀あり』といいます。家庭内でも、学校や会社の見知った間柄でも礼儀は大切だと思います。