ちょっと張り切り過ぎました。

 日曜日の講習会では、とても大きな手応えを感じることが出来ました。そして『これなら普段の稽古も、もっと欲張った方が良いかも』と、今日は事前にかなり詰め込んだ稽古メニューを用意しました。

 そして稽古の準備をしていると、早めに到着した道場生が「始まるまで型の練習しておいていいですか?」と言ってきました。やはり講習会は成功だったと確信し、この調子なら今日のきつめの稽古メニューも大丈夫と高をくくって稽古スタート。今日はやらなければならないことがたくさんあるので、稽古の進行はハイスピード。前半の基本稽古をフルでおこない、終わるとすぐに補強トレーニング、ここまでは良い感じで進みました。

 しかし、中盤になると道場生の反応が鈍くなってきました。最初は気のせいかとも思いましたが、明らかに動き自体も悪くなっています。ここでようやく強行軍の稽古メニューに道場生が疲労と戸惑いを感じているのが分かりました。

 ちょっと張り切りすぎて、一人よがりの稽古になっていたようです。やはり稽古は教える側と教わる側の双方で進めていくものだとあらためて実感しました。大いに反省して次回の稽古に生かします。