異例の

 同じことをひたすら反復して稽古するのは大切ですが、マンネリも良くありません。稽古ではタイミングを見て肉体的にも精神的にも新しい刺激を入れることが肝心です。
 今日の稽古は異例の座学からスタート。私の稽古では昔から割とやっていましたが、ここ数年はあまり記憶にありません。しかし、他の空手道場では、昇級昇段審査項目に筆記テストがあるところもありますし、そう珍しくないかも知れません。
 かと言って座学が特に大切と考えている訳ではなく、新しい刺激に対する道場生の反応を見ながら、違う角度からアプローチをしてみようと思っただけです。やってみると好反応でしたが、その分盛り上がり過ぎて度々脱線してしまい、次からは改善が必要そうです。
 私自身は自分の稽古に目新しいメニューを取り入れるのは苦手ですが、それでも道場生が興味を持って取り組める新しい稽古メニューの開発は常に必要です。