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残るか、降りるか

 先日、ホームページ内の『指導員&黒帯紹介』のページを作りながら各黒帯の空手歴を見てみると短くて19年、長いと約30年。よくもまあ、みんなここまで続けてきたものです。
 これだけ長くやっていると、何度か空手を続けるか、辞めるか、の決断を迫られたこともあったと思います。仮に『辞める』という決断をしても、一応黒帯まで取ったのならとりあえず当初の目標を達成したと自分も周囲も納得させることも出来たでしょう。
 でも、この人たちにとってはまだ人生に空手が必要なんだと思います。少なくとも私はそうです。だからこそ空手を続けられる今の環境を大切にしたいと考えていますし、一回の稽古も一回の指導も決して無駄にしたく無いといつも思っています。