厳しく叱りました。

 今日は白帯の道場生の稽古態度について、厳しく叱りました。
 二段蹴りの練習をしているとき、ミットを蹴る練習が楽しかったのか、数名の道場生が笑い声をあげてはしゃいでいました。何度か軽く注意したのですが、再開するなりまたすぐに遊んでしまい、その空気はあっという間に周囲に伝染。そのまま稽古を続行することは事故につながりかねないと判断し、稽古を中止して、みんなを集めて厳しく注意しました。しかし、それよりもミットとはいえ人の身体を蹴るという練習をふざけてやってしまうことがどうしても看過出来ませんでした。
 私は覚悟のないまま、面白半分に人を殴り、蹴る行為を嫌悪しています。近い将来、白帯のみんなは実際に相手とお互いの身体を撃ち合う組手稽古に取り組むことになります。彼らはミットを蹴る行為と人体を蹴る行為がまだ同様のものだと認識していなかったのかもしれませんが、どうしても彼らが組手稽古を始める前にそのことをきちんと伝えておきたいと思い、厳しい注意となりました。