イベントレポート(2022~)


 2022年 夏季昇級昇段審査会  

 (2022/8/27 エコール・マミ マミホールすみれ)

 2022年8月27日、エコール・マミ(マミ・ホールすみれ)で2022年の夏季昇級昇段審査会を実施しました。今回の受審者の多くは青帯以下の空手歴の浅い道場生でしたが、その中には初段の審査に挑戦するナカギシ1級の姿もあります。

 審査開始前に緑帯の先輩による型の最終チェックと準備運動を済ませていよいよ審査開始です。

 最初の審査項目はいつも通り基本です。ただし、本数は普段の倍。全員をじっくりと時間をかけて審査しました。

 次は補強と柔軟。これも普段の稽古と同じ内容。すべて工夫すればお家でもできる稽古ですが、まだまだ頑張る余地がありそうです。

 そして二段蹴り。色帯の先輩は楽々とクリアしますが、白帯のみんなは大苦戦。特にキッズクラスのメンバー。普段一番喜んで取り組む稽古メニューなのですが緊張していたのでしょうか。やはり稽古と本番は違うようです。

 続いて移動と型の審査。型は『かなり熱心に自主稽古を積んできたな』という道場生と、『これは…あんまり真面目にやってないな』という道場生の間の大きな差を感じました。型に関しては要点を押さえた上で量の稽古をすれば自ずと上達するので、ぜひ実践してみてください。

 次は組手。最近の稽古では軽めのライトスパーリングが中心ですが、みんなの組手スキルも上達してきていることが確認できたので、今後は少しずつ強度を上げていこうと考えています。

 審査の締めくくりは本日一番の荒行、ナカギシ1級の連続組手。いつも思いますが、インターバルもなく次々と相手を変えて闘うという連続組手は不条理です。しかしその不条理をあえて受け入れて孤独に耐え、かつ完遂することで見えてくるものや得られるものがあります。自分自身の限界とともに可能性も知ることができます。やはり空手をやっている以上、連続組手を避けて通ってはいけないとあらためて感じました。ナカギシ1級は見事完遂。よくここまで頑張りました。

 最後は全員で記念撮影。今日の審査を受審した皆さん、これは通過点に過ぎません。皆さんの修業はこれからも続きます。しかし、今日のところはお疲れ様でした。スタッフとして参加してくれた一般部や学生、上級者の皆さん、ありがとうございました。そして、道場生の頑張りを温かく見守ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。


 第2回 空手道一研会 道場内交流試合 

 (2022/6/25 エコール・マミ マミホールすみれ)


 2022年6月25日、エコール・マミ(マミ・ホールすみれ)で、『第2回 空手道一研会 道場内交流試合』を開催しました。今回はクラスも前回より増えて、幼年の部から小学6年生の部まで7部門を開催することが出来ました。ただ、今回も新型コロナウィルス感染拡大防止のため、第1部(幼年の部、小学1~3年生の部)と第2部(小学4~6年生の部)の二部構成としました。その分どうしても活気は半減してしまいますが、参加選手の健康を第一に考えれば仕方ありません。次回からは大会全体を統一していきたいと思います。

 試合開始前に廣瀬初段と小島4級によるルール説明と模範組手を行ないました。選手の皆さんはともかく保護者の皆様に少しでもルールを知っていただき、試合観戦を楽しんでいただけるようにと思っての一研会初の試みですが、いかがだったでしょうか。

 そして第1部の試合開始。彼ら彼女らの入会前から始まったコロナ禍で、普段の稽古から大きな声を出すことを自粛しており、試合でもなかなか大きな気合いが出ません。おまけに年2回の試合という状況に、選手のみんなの緊張感がこちらにもひしひしと伝わってきました。

 三位決定戦前に中学生、高校生、大学生による型と分解組手の演武。学生のみんなも定期テスト間近の多忙な中、演武の練習に貴重な時間を割いてくれて、ギリギリまで打ち合わせを重ねて今日を迎えました。学生部の皆さん、ありがとうございました。

 第1部の三位決定戦。ここで勝つと負けるとでは三位入賞がかかっていますので、みんなの意気込みが違います。準決勝敗退の悔しい気持ちをエネルギーに最後まで頑張りました。

 そして第1部の決勝戦です。みんなまだまだ荒削りで、緊張から本来の実力の半分も発揮できていませんが、それでもみんな、普段の稽古の成果を少しでも絞りだそうとしていました。負けた選手の試合後の悔しそうな表情が心に残りました。

 第1部の最後は、表彰式と記念撮影。入賞者には賞状、さらに優勝者にはトロフィーが授与されます。優勝した選手の皆さん、おめでとうございます。そして試合は第2部に続きます。

 第2部も廣瀬初段と小島4級のルール説明と模範組手からスタート。第1部ですでに身体が温まっているので動きも大きくなめらかです。

 第2部の試合開始。やはり小さな気合いが気になりますが、技の威力や正確さは第1部の出場選手を大きく上回ります。

 第2部の三位決定戦前にも学生部のみんなが演武を披露してくれました。こちらも第1部に比べて動きがスムーズ。やはり一度やっている分、気持ちにも余裕があります。

 演武のあとは第2部の三位決定戦。ここは両試合とも引くに引けない勝負となりました。双子の兄弟君同士と、先輩後輩による三位決定戦前。両方とも白熱した試合となりました。

 そしていよいよ第2部の決勝戦です。どの試合も甲乙付けがたい熱戦の連続でしたが、特に目を引いたのが小学6年生の部の女子同士による決勝戦。6年生ともなると迫力が格段に増します。実際に試合場の二人は普段稽古で見る以上に大きく見えました。二人とも素晴らしい戦いぶりでした。間違いなく今大会のベストバウトです。

 第2部の表彰式と記念撮影をもって、本日の全日程が終了しました。いろんな意味で課題がたくさん浮き彫りになった第2回大会となりました。試合後に大会運営スタッフの皆さんと反省会を行ない、感じた点を挙げてもらいました。その中で、即改善できることは今週の稽古より実行していき、次回の大会ではより良い環境で全選手が存分に実力を発揮して戦えるものにします。

 そして大会全体を通して主審を務めてくれた市川典英先生と副審のみんなに特に印象に残った選手を選んでもらい、全選手の中から2名に敢闘賞を贈ることになりました。今週の稽古で発表しますので楽しみにしておいてください。

 出場した選手の皆さん、試合は終わったあとが大切です。『勝って驕らず、負けて腐らず』、この経験を今後にどう活かすか。特に負けた時にこそに皆さんの真価が問われます。今後の皆さんの活躍を期待しています。また、運営スタッフとして陰に日向に大会を盛り上げてくれた黒帯の先生や道場生の皆さん。皆さんのおかげで大会を無事終えることができました。ありがとうございました。そして出場した選手全員に温かい声援と拍手を贈ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。


 こどもの日 特別合同稽古 

 (2022/5/5 エコール・マミ マミホールすみれ)

 2022年5月5日GW最終日のこどもの日に『こどもの日特別合同稽古』を行ないました。当日は稽古初参加の新メンバーに加え、市川典英先生も駆けつけてくれて、とても賑やかな稽古になりました。ただ、普段と違う道場の雰囲気に道場生のみんなはやや浮ついた様子だったので、準備運動を緑帯と高学年のメンバーに任せて、場の空気を引き締めてもらいました。そして、せっかく市川先生が来てくれたので、基本稽古の指揮は市川先生にお願いしました。

 後半はスパーリング組とミットトレーニング組の2つに分かれて稽古をしました。スパーリング組を自分が、ミットトレーニング組は市川先生が指導にあたりました。まずはスパーリング組の様子。

 続いて市川先生指導のミットトレーニング組。こちらにはカズマ初段が補助についてくれました。

 最後は先生たちからのみんなへのプレゼント争奪のゲーム大会。上級者と上級生をリーダーに5つのチームを作ってゲームスタート。チームのメンバーが交代で点数の付いたカップにピンポン球を入れて、総合ポイントを競うという一見簡単なこのゲームですが、やってみると意外と難易度が高く、なかなかの低レベルな争いになりました。各チームの成績はご覧の通りです。

 最後はプレゼントを手に全員で記念撮影。今月からまた新しい仲間がたくさん増えて、キッズクラス・合同クラスともに盛り上がりそうです。稽古に参加した道場生の皆さん、お疲れ様でした。


 2022年 春季昇級審査会 

 (2022/3/26 エコール・マミ マミホールすみれ)

 2022年3月26日、エコール・マミ内の『マミ・ホール すみれ』において2022年の春季昇級審査会をおこないました。今回の受審者数は39名、全体の半分近くの道場生が受審したことになります。4月から新メンバーを迎えるにあたり、道場全体をレベルアップするため、道場生のみんなには大いに稽古を頑張ってもらいました。今回の審査会はその最終ハードルでもありましたが、結果としては技術的なレベルアップだけでなく、士気も高くなったと感じました。

 受審する道場生のみんなは、審査開始までの時間を使って帯ごとに分かれて型の最終チェック。それが終わると受審者中最上級生タケダ3級の号令で準備運動。

 いよいよ審査開始です。最初の審査課題は『基本』。始めから大きな気合いが出ています。今回の審査を受審しているメンバーは、昨年のちょうど今頃に初めての審査会を経験していますが、気合いひとつとっても一年前とは雲泥の差です。

 基本で身体が温まったところで次の課題は『補強』。『腕立て伏せ』『足挙げ腹筋』『跳び屈伸』です。ここでも近頃の道場生の稽古に対する良い意味での貪欲さが出ていて、ほぼ全員が規定を上回る回数に挑戦。こういう前向きさは何事においても大切です。

 次の課題は『移動』。ここではオレンジ帯と青帯のみんなが『五本蹴り』を頑張りました。本来、青帯以下の審査課題に五本蹴りは含まれていないのですが、普段繰り返し練習しているとみんななかなか上手になってきました。そこで「審査本番でやってみる?」と聞いてみると「やりたい‼」とのことだったので番外編として挑戦。綺麗なフォームに驚きです。

 『移動』に続いては『型』です。こちらは普段の稽古プラス別日に実施した講習会などで少しずつ稽古を重ねてきました。黄帯と緑帯はその成果が感じられますが、オレンジ帯と青帯は色々と改善すべき点が目立ちました。審査後の反省会では市川典英先生からも「型は組手とは必ずしも直結しないかもしれませんが、決められた動きを決められた通りに行なうという稽古は大切では?」との指摘がありました。確かにその通りだと思いますので、今後も型の稽古は重要視して行きたいと考えています。

 続いて『二段蹴り』と『跳び後ろ廻し蹴り』。キッズクラスのみんなにとっては二段蹴りはある意味で昇級審査最大の見せ場。ぜひともここで成長の跡を存分にアピールしてもらいたいと思っていたのですが、なぜかキッズたちにいつもの元気の良さは皆無。普段なら大きな声で「○○です!よろしくお願いします‼」とやってくれるのですが、何と本番では「…デス、ヨロシクオネガイシマス…」とゴニョゴニョ。完全に緊張状態ですが、これは経験を積んでもらうしかないです。しかしその分、先輩たちがダイナミックな蹴り技を披露してくれました。

 そして最後にして最大の課題『組手』。新型コロナウィルスの影響で、これまではなかなか満足のいく組手の審査が出来ませんでしたが、今回はグループを分け、時間をかけてじっくり審査させてもらいました。

 ここで頑張ってくれたのが中学1年生のタケダ君。彼は組手技術はほぼ問題無いのですが、消極的な組手スタイルを改善するよう本人にも指摘していました。今回の審査ではその点はクリア出来ていたと思います。一つ年上で攻撃特化型のマツモト初段との組手では、マツモト初段の猛攻を懸命にしのぎつつ、タイミング良く技を返していました。それを見る限り、精神的にも一皮むけた印象でした。 

 最後に一瞬だけマスクを外してみんなで記念撮影。みんな本当によく頑張ってくれました。受審した道場生の皆さん、お疲れ様でした。保護者の皆様、温かい(無言の)ご声援、ありがとうございました。そしてスタッフとして参加してくれた黒帯や一般部の道場生の皆さん、ありがとうございました。